2021年6月7日月曜日

VRCでのアバター改変という名の管理

 このブログ放置されまくって可哀想な事になってるのでとりあえず何か書こうと思い立ったところです。


と言っても最近はVRChatにログインするためにBlender(モデリングソフト)やUnity(ゲーム開発ツール)と言ったものを触ってるだけなのでネタはありません...

また、自覚症状は全くないのですが、俗にいう改変頑張ってるおじさんらしいので、誰かの役に立つかもしれない事を適当にまとめておこうと思います。

とりあえずは追記していくスタイルにした方が情報も分散しづらくわかりやすいと思うので、徐々にこちらの記事を縦長にしていくつもりです!

色々便利なツール周りも変わってると思うので、ひとまずはUnityのアセット群からまとめます。


Unityに入れてるアセットとメモ

<着せ替え>

AvatarTools(AvatarTools改変版)

ボーン結合してくれるすごいやつ

これないと改変やってられないってレベルです

本家版はAnchorOverrideの設定値が着せ替え後適用されないので、どちらかというと改変版をメインに使わせてもらってます



AvatarSkinReplace(ほぼないけどAvatarToolsがきちんと動かないときのみ利用)

Clothコンポーネントの服の着せ替えが正しく動かないときにお世話になってます

AvatarTools以外の着せ替えアセットは基本的にボーンの移動で実現してるため、ボーン結合時と挙動が変わる可能性が高いです



KiseteNe(ほぼないけどAvatarToolsがきちんと動かないときのみ利用)

AvatarSkinReplaceにボーンサフィックス(入れ子にするボーンに特定の文字列を入れる)機能があるから更に使わないのですが、利用してる方が多いみたいなので検証用に入れてます



<Unityでのメッシュ変形>

DietShaper

始めはMeshDeleterで身体が服に貫通してる部分のメッシュを消してたが、Avatars 3.0利用とともに身体のメッシュを消さない方がいい服を着ることが増えたため乗り換えました

DietShaperを身体でなくズボンに適用してマイナスの値を入れることでダボダボズボンにしたりとかもできます


にゃんにゃんメッシュエディター

最近知ったUnityで簡易的にメッシュ変形が出来るすごいやつ

Unityのみで着せ替えする際にネックになる特定の部分の微調整する際に使えるかも...


<Dynamic BoneやCloth設定のコピー>

Blenderから書き出したfbxファイルにDBやDBC、Clothの設定をコピーする際に利用してます

これないとBlenderでメッシュ変形とかやらないってくらいお手軽になります


CopyComponentsByRegex

主にこちらを利用

コピー元に含まれるボーンやメッシュオブジェクトをコピーする設定もあります


Dynamic Bone Utility

Dynamic Bone Auto Fixerというrootが正しく通ってないDBコンポーネントを修正してくれる機能がめっちゃ便利

ただ、コライダーの方は修正できないのが残念...



<動作確認用>

着せ替えたアバター、フルトラでテスト...そんな気力常時ない方いませんか?

私もおじさんなのでその気持ちはよくわかります。


アバターダンステスト

アニメーションファイルと音源があればMMDみたいな感じで踊らせられるすごいやつです!

カメラを自分で動かしたり、同時に踊らせるアバターを増やしたりして遊んでみてもおもしろいです!




Unityのみでの着せ替え、Blenderを利用した着せ替えともに100着以上やってみたけど、最終的な仕上がりは後者のが当たり前だけどいいので最近はUnityのみでどうこうってのはほぼなくなりました

あと、慣れたら後者のが早いってのもあります...

Blender着せ替えはちょっと工程数が多いので、とりあえずTwitterの動画の方を貼り付けておきますが、やってることはUnityと同じです。

服を着せたいアバターの方にボーンを入れた後、(頂点名をアバターの方に合わせて)メッシュを入れるです。




まずは専用衣装でやってみて、それから非専用衣装という順番が操作感とか覚えるのにいいかもです。