2017年1月30日月曜日

テニス全豪オープン決勝(R.フェデラーxR.ナダル)戦の再放送を見終えて

全豪オープンは公式サイトのこちらでネット配信してくれているので生で見ていたけど、試合内容もすごく面白かったのでその後のNHKの録画放送もマジマジと見てしまいました...
月曜日からこんなんでいいのかちょっと心配だけどそれくらい熱い試合展開でした。

フェデラーはもはや説明不要の生ける伝説プレーヤー。35歳だというのに実力は未だにBIG4と言われるレベル。10年前の全盛期の頃から変わらず攻撃的テニスを貫いていて現代テニスと逆行したスタイルであるが故にぼくもずっとファンの一人として応援し続けている選手でもあります。



2009年前後から肉体の衰えから来るフットワークの劣化。そこから来る打ち損じや甘いショットを叩かれる展開が増えた当たりからプレースタイルを改革してきた選手です。
だからこそ今でもトッププレーヤーとしてやっていけてるわけだし、その姿勢がファンとしても応援したくなる要素の一つでもあります。

 対するナダルはクレーキングとも言われるくらい土のコートを得意とする選手。近年は怪我に泣かされていましたが、それでもまだまだ当時の輝きを失わない粘り強いテニスと圧倒的攻撃力を誇るスピンボールを操る選手です。

彼らは長い間永遠のライバルとも呼ばれ何度も決勝の舞台で顔を合わせてきたのですが、試合内容は大体変わりません。左利きのナダルはフェデラーのバックに強烈な跳ねるドライブを送り(フェデラーのスタイルである片手バックハンドはバウンドボールが打ちづらい為)、フェデラーは早い展開で試合を長引かせないというお互い殴り合いみたいなもので、テニスをよく知らない人が見てもわかりやすいものとなっています。

フェデラーは加齢によりストロークの威力や精度が落ちてきていましたが、近年ではネットプレーを積極的に取り入れたり、バウンドしてすぐに打ち込むライジングボール(普通に打つよりすごく打ちづらい)をより多用することで相手に万全なテニスをさせないスタイルを模索し続けてきました。
しかし、やはり30代...決勝にたどり着けてもそれまでに激戦があったりすると消耗し、あっさり負けてしまうなんて事が多々ありました。
2012年のウィンブルドンでの優勝以来四大大会での優勝から遠ざかっていたので実に5年となりますが、その間も常にトップに君臨し、怪我に泣かされながらも何度もカムバックしてきた反骨精神、ぼくも見習っていきたいと思います。

この全豪オープン決勝の録画は永久保存版にしたいくらいの内容だったので今すぐエンコードしてDVDにでも焼いておこうと思います。
あまり多く言うのもあれなのでこれくらいにして、とりあえずフェデラーに優勝おめでとうと言いたい月曜の早朝なのでした。

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