2017年2月28日火曜日

BlueskyFRC (Bluesky Frame Rate Converter)を使って24p動画を60p再生する

主に録画したアニメを変換する際に24pとして変換(エンコード)するわけですが、再生する際に倍速フレームなどに対応した液晶テレビのようにやってみたいという方向けの記事となります。
Smooth Video ProjectやSplashEXなどの24p→60p倍速補完再生ソフトはありますが、前者は有料化、後者は元々有料ですがプレーヤーが気にくわなくて使ってられないよという方は導入してみてもよいと思われます。

対応環境としてはRadeonであればDXVA(ハードウェア動画再生支援)が使えればおk、IntelのCPUに内蔵されたiGPUであればHaswell(i3 3xxx・i5 3xxx・i7 3xxx)以降であればおkです。


<導入手順>

再生するために必要な動画再生ソフトと60p再生を可能とするためのソフト(フィルター)をダウンロードします

MPCBEまたはMPCHCまたはMPCEx(MPCHCのA-B区間再生対応版)
動画再生ソフトとなります。コントロールパネル>システムからWindowsが32bitか64bitかを確認後インストールしてください。インストーラー形式(次へ次へとクリックしインストールするタイプ)と書庫・アーカイブ形式での導入方法がありますがお好みで(後者であればフォルダごと他のPCにコピーしても設定が反映される)

BlueskyFRC (Bluesky Frame Rate Converter)
こちらは24p→60p再生を可能とするための動画再生ソフトが読み込むフィルターです

DXVA Checker
これは特にインストールの必要はありませんが、設定後にきちんと60p再生がなされてない場合の確認に使えるのでその際にどうぞ

①上記をダウンロード後、実行ファイルをクリックし、インストールした動画再生ソフトを起動します。
MPCHCまたはMPCExであれば左、MPCBEであれば右のようになると思います。




投げっぱなしですみませんが、日本語化などに際して特に別途インストールするソフトなどは必要ないのでググって試してみてください。

②先と同様にBlueskyFRC (Bluesky Frame Rate Converter)もインストールします。


インストーラー付きとそうでないものがありますが、その他への環境移行がフォルダ毎コピーで終わっちゃうのでインストーラ無しを今回は紹介させてもらいます。

BlueskyFRC (Bluesky Frame Rate Converter)の設定をする ※要再起動
BlueskyFRCUtil.exeを実行後、AFMサポートを有効をクリックします。


また、ビデオカードを2枚以上接続されてる方の場合はGPUのボックスをクリックし展開後それぞれAFMサポートを有効にする必要がある場合があるので気をつけてください。

再起動し、同じくBlueskyFRCUtil.exeを実行後、上記画像の様にレート変換"24p"にチェックを入れてください。当環境は古いのでAFMモード2でしか動きませんでしたが、こちらの設定を変更する度に先ほどのように再起動をする必要はないのでAFMモードは1か2で試してみてください。

④動画再生ソフトの設定をする(MPCHC,MPCEx,MPCBE)
書庫形式でインストールされた方はまたはmpc-hc.exeやmpc-be.exe、またはmpc-be64.exeをクリックしソフトを起動してください。

・ビデオレンダラー設定
オプション画面(ソフト内上部メニューよりファイル>設定または表示>設定)を開き、映像の項目に移動後、ビデオレンダラーを"エンハンスドビデオレンダラー"または"エンハンスドビデオレンダラー(カスタム)"に設定します←ここ大事



・外部フィルター登録


インストール直後何もしてないのであれば外部フィルターには何も登録されてないと思いますが、右上のフィルターの追加をクリック後、展開したBlueskyFRC (Bluesky Frame Rate Converter)のフォルダ内にあるBlueskyFRC32.dllまたはBlueskyFRC64.dllを開きます。(こちらはインストールした動画再生ソフトが32bitか64bitかに合わせてください)


フィルターを"優先する"とした後、その他のフィルターを登録されている方は優先順位を最上位まで上げてください。

また、このような作業を行わなくてもBlueskyFRC (Bluesky Frame Rate Converter)からBlueskyFRCUtil.exeクリック後実行した画面からも登録可能となっております。
(右下の△>DirectShowフィルタ>登録)


⑤最後の確認!
24p→60p変換再生がされているか確認します。上下や左右にカメラが動くシーンであれば見てすぐ気づく方もおられると思いますが一応...
適当な24pの動画を再生後、動画再生ソフト上で右クリック>レンダラー設定>統計を表示とします。
すると下のように文字が出ると思いますが、1番上のFrame rateの項目が59.xxxとなっていれば問題ありません。
スクリーンショット画像はラブライブ!サンシャイン!!の渡辺曜ちゃんです可愛いですね!




⑥もし出来てない場合
設定・対応環境の確認をしても問題ない場合はAFMモード(1または2)変更をし確認、それでもダメな場合はその設定が適応されているのかDXVA Checkerで確認してみましょう。



今時ほぼないと思われますが、DXVA(外部・ハードウェア再生支援)に対応してない場合などがありえます。逆に言えばこれが動けば環境をほぼ選ばず利用することが可能なので、Intel CPUであれば3xxx以降でも利用可能です(ヤッタネ


最後に、ソフトウェアをインストールする際にやたら書庫・アーカイブ形式でのインストールを推奨していましたが、これは管理のしやすさから来ているモノとなります。
たとえば今回の場合、MPC HC・BE・ExとBlueskyFRC (Bluesky Frame Rate Converter)をインストールしましたが、これを他のPCにフォルダ毎コピーして外部フィルター登録をすればそのまま使えちゃいます。アップデートの際にインストール(配置)したディレクトリを指定して上書きする必要がありますが、頻繁にそのようなことがないソフトはそうしておく方がよいかなと思ってます。以上!



2017年2月17日金曜日

Logicool M720 マウス購入レビュー (2017.09.30追記あり)



5~6年使っていた同社M950の2個目がついに死亡してしまったようなので急遽購入する羽目に...
左クリックがチャタリングを起こしてから2年ほどチャタリングキャンセラーを入れて凌いできましたが、ついにクリックしてから数秒後にそれが反映されるというものになってしまいました。

マウスは日常的に触るものなので枕や布団並みにこだわりがありますが、MX Revolution→MX1000→VX nano→MX1100→G700→M950とメインに使用してきたので、安物買った結果ポインタが思い通りに動いてくれなかったり、手が大きいのでつまみ持ち以外の掴み持ちも出来ないと嫌であったりと色々うるさいです。

5ボタン以上の他ボタンマウスが出てからは戻る・進むが格安マウスでも出来るようになって便利になりましたが、今回は主にLogicool製品のソフトウェア的な進化を語っていきたいと思います。


いい写真がないのでまずは前に使っていたM950


見えている部分では左クリック横にデフォルトだと戻る・進むとZOOMボタンとかいうのがあります。また、見えてない部分としてはちょうど親指が乗っかるあたりにステルスサムボタンというのがあるので合計4個のサイドボタンがある感じとなります。
そして、それらのボタンはLogicool setpointソフトウェアを用いる事で特定のアプリケーション毎にカスタマイズが出来るので、デフォルトは以下の設定で、別のアプリケーション上では違う動作を割り当てる事が可能となっています。



上記の場合では1ボタンに対し1つの動作しか設定する事が出来ませんので、設定できる動作数はボタンの数に依存します。
しかし、天下のLogicoolは違った。すぐチャタリングするマウスばかり出してるけど許したレベルの機能が今ではあります。



Logicool Optionsをインストール後、適当なボタンをクリックするとジェスチャーボタンというものがあります。これを指定すると2枚目のようなメニューが開くのですが、マウスイラストの左下側がただ単にボタンを押した場合の動作、イラストの部分に矢印とともに表示されているものが押しながらマウスを移動した場合の動作です。
これらはステルスサムボタンを含むサイドの3ボタン、ホイールでの3カ所に割り当てる事が出来るので計5 * 3 = 15 (アプリケーション毎設定を加えるなら無限大) も個別に割り当てる事が出来ます!(テンプレ設定も有)
setpointではボタン1つにつき1動作だったので、M950からの乗り換えでボタン数が減った事にちょっとガッカリしたぼくでしたがいい買い物をしたと思えます。

参考になりませんがステルスサムボタンと左クリック横のサイドボタンにはこのジェスチャーボタン機能を使って以下のように割り振ってみました。


・ステルスサムボタン

・左クリック横の奥側サイドボタン

・左クリック横中央サイドボタン


M950(下記に示す画像手前から2番目のボロ)は、始め重たくて中指の付け根に当たる部分が広く使いにくいと思っていましたが、今では手を浮かせる必要がないくらいがいいように思っているのでMX Masterとかいうぼったくりマウスしか選択肢がありませんでしたが、M720は見た目以上にもっこりしてる上に軽くてUnifying・Bluetoothと接続環境を選ばないし、左右クリックの主ボタンは最高1000万回のクリックに耐えるらしいので、チャタリングでいつも交換に出してた私としてもありがたいマウスとなったのでした。
これらのソフトウェア機能を受けてせっかく高耐久の左右クリックボタンを採用してくれたのだから、そちらでもジェスチャーボタンが使える製品がM720のようなミドルクラスから低価格のエントリークラスで発売されると他社の製品との差別化が図られるように思えたのでLogicoolさんにはもうちょっと頑張ってもらいたいとも思いました(*⌒▽⌒*)
また、上位機種のMX MasterやMX ANYWHERE 2のように電池が内蔵式でないのもM950やG700で通常エネループより軽いエネループライトを使っていた身としてはありがたくもあります。
とりあえず、いいマウス買えてめでたしめでたし(>o<)



(2017.02.20追記)
M950やM705tのUnifying接続ではなかったカーソルのカクカク現象に見舞われていたが、マザーボード付属のBluetooth2.1をUEFI(BIOS)のオンボードデバイス設定より無効化することでカクつきが解消しました。
当初、M720の省電力設定によるものかと思われ、デバイスマネージャより電源の管理設定を弄ってみたり、Setpointの削除やLogicool Optionsの再インストールなどを試したが改善せず、上記の対応で改善したためBluetoothの電波干渉によるものだったと思われます。


また、M720のみを導入の環境でLogicool Optionsのみをインストールされている環境の場合、コントロールパネルのマウスのプロパティにて"ポインターの精度を高める"が有効となっているとM720の加速度設定がオンになることを確認したためにチェックを外しました。



(2017.02.28追記)
上記のカーソル飛びの対応を行っても完全には解消されていないようなのでBluetooth 4.0のアダプタ(ELECOM LBT-UAN05C2/N)を購入してみました。


一応心当たりになる点はいくつかあり、Logicool M720をUnifyingでペアリング(接続)した際に省電力機能が最大限に働くことから来るカーソル飛びか、そもそも使用環境が古すぎることから来る問題かのどちらかかと思っていました。
別のノートパソコン数台でBluetoothペアリングして試してみたところカーソル飛びは再現できなかったので、とりあえずそちらで接続してみることにしました。
使用環境が古いとのことなので一応簡易的に記載しておきます。

【CPU】 Intel Core i7 2600k@4.4~4.8Ghz
【CPUクーラー】 TrueBlack Rev.C
【メモリ】 Cetus DCDDR3-8GB-1333*4 (メモリ動作クロックが弄れないマザボでNG)
【マザーボード】 ASUS P8Z68 DELUXE
【電源】 Owltech RA-750S
【SSD】 Samsung SSD 750 EVO
【HDD】 Western Digital WDC WD30EZRXがたくさん
【光学ドライブ】 バルクのBDドライブ*2 (パイオニアっぽい)
【グラフィックボード】 Sapphire Radeon 5670*2 → GV-N1060IXOC-6GD換装予定
【サウンドカード】 なし (USB接続でUA-55:QUAD CAPTURE/UA-4FX)
【その他拡張ボード】 PT2*2 etc...
【ケース】 FractalDesign Define XL
【OS】 Windows 10 Pro
【キーボード】 Logicool K310
【マウス】 Logicool M950/Logicool M720
【ディスプレイ】 BenQ GW2255*2
【スピーカー】 BOSE Companion3
【その他周辺機器】 ケースの上にラブライブ!の園田海未ちゃんのフィギュア

現状はろくにお掃除もしていないので中身の構成は違いますが綺麗な頃の画像はこんな感じのやつです...



再現性のある状況として確認できているのは、ブラウザなどのリンク上でカーソルを動かしてる時、ネットワーク通信に負荷がかかっている時になります。
Haswell(Core i 3xxx)以降のノートパソコンではこれらの症状が出ないので、環境が古いことから来るモノかなと思っております。
追記をしながらブラウザを弄っていますが、今のところカーソル飛びは確認できないので追って情報の追加をしていきたいと思います。

また、Logicool M720のジェスチャー機能の割り当てを一部変更しました。
FirefoxアドオンのEasy Drag Togo系やGoogle Chromeなどでも提供されているマウスジェスチャー系エクステンションが前者はe10s化によるアドオンの互換性低下、後者は元からレスポンスが悪いので、以下のように"Ctrl + W"を割り当てることでタブを閉じるようにしてみました。



また、リンク先を"新しいタブで開く"問題に関してはダブルクリックでそのような挙動を提供してくれるアドオンを導入することで解決しました。
Google Chrome → Double Click
Firefox → DblClicker

Firefoxに関してはジェスチャー系アドオンを殺してしまうとさすがに操作性に大きく関わるので生き残ってくれると思いますが、Chromeは元からキーボードショートカットでよろしくという感じなのでごり押しするしかなさそうではあります。


(2017.08.18追記)
 LogicoolOptionsのアップデートにより、 Flowなるものが追加されておりました。
こちらはPC間を繋ぎ、M720の切り替えボタンを押す事なくマウス操作、並びにコピー&ペーストが可能になるものとのことですが、マウス操作だけではどうしようもないよねって思いました。


しかもこの機能、同社マウス製品の初代MX Masterでは対応していないとの事・・・
ご利用の場合は見た目ほぼ変わらない対応版MX Masterを買い換えろとの事で正直鬼かと思いました。

似たようなものでInput Directorなるものがあるのでこちらではその紹介に当てようと思います。
やれることはLogicool Flowとほぼ同じですが、同一ネットワーク上の機器であれば、その間の通信暗号化設定、ウィンドウ配置の融通が利くなどかゆいところに手が届く上にLinux環境でも利用可能なのでお世話になっております。ちなみに日本語化も可能な上にWindows10対応です。

利用するマウスやキーボードが接続されているPCを親として機器を追加し、ウィンドウのどの位置まで移動すれば子PCに切り替わるか位置を設定します。


続いて子PCにて接続する親PCのホスト名またはローカルIPアドレス(この場合出来れば固定とした方がよい)を追加します。


Logicool Flowの様な簡単設定ではないものの、こちらも数分で終わる上に対応機器を選ばないのでおすすめです。
説明端折り過ぎな感じは否めないですが、適当に触っても出来ると思います(投げやり感

また、Logicool Flowとはあまり関係ないのですが、FirefoxがVer.57よりWeb Extension仕様のアドオン以外はすべて使えなくなるとのことでジェスチャー割り当てを一部刷新しました。
FirefoxをメインでChromeも利用しているので共通ショートカットキーとなるCtrl+W(タブを閉じる)、Ctrl+Shift+T(直前に閉じたタブを元に戻す)を追加しました。
アプリケーションごと割り当てにすれば元あったジェスチャー設定に上書きする事なく利用できますが、M720の場合は最大30通りも割り当てられる上に正直使い切れてなかったので問題なしといたしました。



(2017.09.30追記)
マウスドライバ・SATAコントロールドライバ・OSの入れ直し、USBポートの変更・追加USB2.0インターフェースカードによる接続、Unyfingレシーバーの位置変更、デバイスマネージャより電源設定の変更などの基本的なものから始まり、あれやこれやとやってきても解決しなかったM720のカーソル飛びがなぜか劇的に解消...

マザーボード背面の延長USBケーブルを抜き差ししただけで直りました

先日購入したMX Master 2Sのサイドボタンの押しづらさにも適応してきたところでこの仕打ちはないですよ本当...
やはりサイドボタンを用いたジェスチャーのしやすさはM720>MX Master 2Sだけど、ちょっとマウスカーソルを動かしただけでわかるトラッキング性能はMX Master 2Sが遙かに優勢。言うならばMX Master 2Sは144Hzのゲーミング用TNパネルディスプレイみたいなやつです。(サイドボタン押下しつつのジェスチャーがしづらいため)

なぜカーソル飛びが解消したかは不明なので、Amazonレビューにも記載した劇的解消方法をこちらに記載しておきます。

用意するもの

こちらのソフトをインストール後、システムトレイより設定画面を開き、以下のようにします。


FPSやらをM720でやる方はそうそういないと思いますが、目で見てもわからないくらいマウスカーソルを左右に振り、スクリーンセーバーに入らないようにするものです。
これを用いる事で、マウス自体の省電力機能に入りづらくする事が可能みたいです。
そんな使い方思いつきもしませんでしたが、これは自信を持って改善策だと言い切れるので、何をやってもどうしても一部環境のみカーソル飛びが発生してしまう方は試してみることをおすすめします。

そして、またまた一部ですが、MX720のボタン割り当て設定を変更して利用しておりました。
全般設定は下記のようにしていますが、さらにアプリケーションごとの割り当てもあるのでOSや大抵のアプリケーションで利用可能なショートカットを主に割り当ててあります。


2017年1月30日月曜日

テニス全豪オープン決勝(R.フェデラーxR.ナダル)戦の再放送を見終えて

全豪オープンは公式サイトのこちらでネット配信してくれているので生で見ていたけど、試合内容もすごく面白かったのでその後のNHKの録画放送もマジマジと見てしまいました...
月曜日からこんなんでいいのかちょっと心配だけどそれくらい熱い試合展開でした。

フェデラーはもはや説明不要の生ける伝説プレーヤー。35歳だというのに実力は未だにBIG4と言われるレベル。10年前の全盛期の頃から変わらず攻撃的テニスを貫いていて現代テニスと逆行したスタイルであるが故にぼくもずっとファンの一人として応援し続けている選手でもあります。



2009年前後から肉体の衰えから来るフットワークの劣化。そこから来る打ち損じや甘いショットを叩かれる展開が増えた当たりからプレースタイルを改革してきた選手です。
だからこそ今でもトッププレーヤーとしてやっていけてるわけだし、その姿勢がファンとしても応援したくなる要素の一つでもあります。

 対するナダルはクレーキングとも言われるくらい土のコートを得意とする選手。近年は怪我に泣かされていましたが、それでもまだまだ当時の輝きを失わない粘り強いテニスと圧倒的攻撃力を誇るスピンボールを操る選手です。

彼らは長い間永遠のライバルとも呼ばれ何度も決勝の舞台で顔を合わせてきたのですが、試合内容は大体変わりません。左利きのナダルはフェデラーのバックに強烈な跳ねるドライブを送り(フェデラーのスタイルである片手バックハンドはバウンドボールが打ちづらい為)、フェデラーは早い展開で試合を長引かせないというお互い殴り合いみたいなもので、テニスをよく知らない人が見てもわかりやすいものとなっています。

フェデラーは加齢によりストロークの威力や精度が落ちてきていましたが、近年ではネットプレーを積極的に取り入れたり、バウンドしてすぐに打ち込むライジングボール(普通に打つよりすごく打ちづらい)をより多用することで相手に万全なテニスをさせないスタイルを模索し続けてきました。
しかし、やはり30代...決勝にたどり着けてもそれまでに激戦があったりすると消耗し、あっさり負けてしまうなんて事が多々ありました。
2012年のウィンブルドンでの優勝以来四大大会での優勝から遠ざかっていたので実に5年となりますが、その間も常にトップに君臨し、怪我に泣かされながらも何度もカムバックしてきた反骨精神、ぼくも見習っていきたいと思います。

この全豪オープン決勝の録画は永久保存版にしたいくらいの内容だったので今すぐエンコードしてDVDにでも焼いておこうと思います。
あまり多く言うのもあれなのでこれくらいにして、とりあえずフェデラーに優勝おめでとうと言いたい月曜の早朝なのでした。

2017年1月24日火曜日

Open Broadcaster Studio(OBS)を用いたニコ生(QSV)とPeercast(libx264)同時配信備忘録

先日長らく打開できていなかったニコ生とPeercastの同時配信が出来るようになったので主にスクリーンショットを用いた備忘録となります

 ・ニコ生はストリームURLとプレイパスキーが枠ごとに変わると記憶してるのでこれらを変更する必要がないPeercast(Twitchなども可能)を録画機能を使って出力

・ニコ生(通常配信)ではソフトウェアエンコードを行っても低ビットレートのためks画質なのでハードウェアエンコード設定

以上を踏まえての注意点を含めたメモとなります...


まずはOBSの設定タブを開き、配信タブでニコニコ生放送を選択し、アドレスとパスワードを入力


続いて出力>配信タブへ移動


ニコ生では480kbpsを超えると再変換処理がかかるためVBR(可変ビットレート)出力を採用
次の録画タブにてPeercastやTwitchなどでの配信設定を行います


各ストリーミング配信サイトにてストリームURLとプレイパスキーを確認後、(ストリームURL)/(プレイパスキー)←スラッシュを挟む
以上のように入力し設定を適用後、録画ボタンを押せば配信出来ていると思います


また、映像タブの出力解像度はより大きい解像度で出力したいPeercastやその他サイトに合わせることとしました(ニコ生出力の画像を参考に通常配信での最大解像度:640x360に合わせる)


こちらは余談となりますが、 VTFさんのサイトよりOBS簡易インストーラを用いてインストール後、
設定>音声>サンプリングレートを8kHzとすることで下のようにより低い音声ビットレートを選択できるようになっていました


追加でTips的な何かを書こうと思ったのですがド忘れしちゃいました(>_<)
思い出し次第後々記載しようと思います(^O^)

2017年1月13日金曜日

ゲームで遊ぶ"元気"

Nintendo Switchの具体的発表が本日行われた。
据え置きでも携帯機としても使えるというアピールであったが、何をするにも中途半端でロンチタイトルは貧弱、東大生は任天堂の倒し方(倒産)を模索してるのかと思うレベルの製品とソフトウェアプレゼンに思えた。

それはさておき、こういった発表の度にゲーム機で遊ばなくなったなと省みる。
スーパーファミコンからゲーム機に触れ、多くのソフトに触れた順で挙げるならPS1、PS2、PS3、Xbox360といった感じで現世代の据え置き機にはほとんど触れていない。
というかPS4に至っては買ったのに開封すらしていない。
任天堂のキャラゲー商法には騙されない賢いオタクなので、昨今のマルチタイトルであるような据え置きからPCまで発売されている現状の恩恵を強く受けているとも言えるように思える。

10代の頃はゲームをしているだけで楽しかった。
PS2では中途半端であったオンライン対応が推し進められ、マルチプレイというとFPSくらいしかやったことがなかった20代前半頃にフロムソフトウェアのソウルシリーズが入ってきたことも大きかった。



上のスクリーンショットからもわかるようにデモンズソウルだけで日本版、欧州版、北米版と全てのエディションをやるくらいにはハマっていた。
オンラインゲームとしては割と硬派な作りで協力プレイがありながらボイスチャットなどの機能もなく、コントローラーを使ってのジェスチャーでやりとりをしていくというもので、MMO特有のあれをやれこれをやれと言ったモノを嫌っていたぼくにはすごくありがたかったことと、ステージ攻略後のマルチプレイにおけるやりこみの幅が大きかった点が最もプッシュできる要素だったと思う。
それだけにダークソウルからは後者のやりこみ幅が大幅に狭まっており正直落胆した。

ただ、こういったゲームの宿命でもあるが最新作が発売されればそちらに人は流れる。シリーズものとなればそれが更に強まる。
個人個人合う合わないがあるので残るという選択肢をとったとしても、マルチプレイに楽しさを見いだしていたのであればそれはプレイヤー人口が減るという致命的な問題に直結する。

そこで素直に人がいる方へ"流される"のもゲーマーとしての選択肢ではあると思うが、当時のぼくはそういった新作をところ構わず手をつけていく元気がなかった。
PS3のソフトだけでも積みゲーを30本以上作ったし、起動して数十分しか遊ばなかったことなんてザラだった。もうすぐ艦これで改二が実装される艦娘とは関係ない。

凝り性な性格もあり、面白いと思ったりハマる要素を見いだしたゲームであれば廃人と言えずとも一歩手前までやりこみたい性分があるのも大きいように思えるが、こうなってしまうと昔の○○は面白かったと懐古発言しか出来ないクソ老害みたいになってしまう。

去年は据え置きではないのだが、無料で配られていたPC版DiRT3を始めにプレイした。
発売当時から認知していたものであるが、その際はグランツーリスモ5をプレイしていたので全く手つかずになることを見越して購入を見送っていた作品の1つだ。
凝り性な人にレースゲームをやらせるといけないと再確認させるレベルの作品であったのだが、ただ単に悪路を走り抜けるだけのゲームでは終わらず、ドリフトを駆使してかっこいいハンドリングとアクセルワークを再現するものとしての完成度が非常に高く、グランツーリスモの様に車種を購入するために何度も賞金のもらえるレースに出ることなく、少しの経験値で色々な車種を手にし、走らせることが可能になっていた。
ゲームの難易度を低くすればどれを使っても補正の効いた同じ挙動しかしないのだが、高くすればするほど車種毎の違いが目に見えて分かり、やればやるほど面白さがわかる素晴らしいレース(?)ゲームだったと思う。
これらの点もあり、ただレースをするというよりもひたすら駐車場みたいなだだっ広いステージでひたすら車をグルングルンと回してるだけで面白い。一生遊べるコンテンツだと確信した。


その後某掲示板の乞食スレを覗いてみると、UBIがアサシンクリード3を無料配布しているとのことだったので12月の忙しい時期ではあったがダウンロードしプレイしてみることにした。
英語のままでもよかったのだが、日本語化も出来るということを教えられ、そういった面倒くさい準備みたいなものは好きなのでそこからとりかかりいざプレイしてみることにした。
シリーズとしては1と2の無印だけやっており、2の派生作品はノータッチであったが、ストーリー上の大きな部分は3でひと段落するということだったのでモリモリ進められた。
アサシンクリードというゲーム自体、特に難しいことをする作品ではなく、ムービーを見るためにストーリーを進めていく感覚だったので当然と言えば当然であったように思う。
国内作品で言えばメタルギアソリッドに近い感覚と言えばいいのだろうか。

こういった無料配布や格安ソフトのお得感はSteamで既に味わってはいたが、そちらではもうインディーズのわけがわからんソフトくらいしか安売りしておらず、先に述べた素性の知らないソフトから手探りでハマるゲームを探す"作業"になることを恐れて手を出していなかった。

そうこうしているうちに年末の休みに入り、いつものようにfeedlyを起床してすぐ開いてみるとロリポップチェーンソーが500円で売っているとの記事を見つけ、これも当時フルプライスで買うか悩んだモノであったのですぐさま購入した。
ゲーム自体の出来は正直文句を言いたいところもあるが、ストーリー自体もすごく短いモノで早い人であれば6時間前後で終わる程度ではあったが、ヒロインが何しろ可愛かったので見てるだけでも満足できるレベルで良かった。
ゾンビものであればデッド・ライジングをやりこんでいたのもあって、そういった作品の爽快感などを味わえて一時ではあったが満足感に浸れた。

ゲームをやらなくなったからと言って、ゲームで遊ぶ元気がなくなったと言うわけではないと言うことを再確認できた年でもあったわけだが、これが出来たのもすべてプレイ環境があったからこそだとすごく感じられた。
今ではマルチタイトルが増え、人気作は据え置き機だけでなくPC版にもすぐ移植されるという現状なので、未だにPS4を開封する気にはならないのだが、今後も気になるソフトがあるようであれば据え置き機も悩んだりせず買って置いておきたいと思うところではある。


という感想文でした。

2017年1月1日日曜日

2017

大晦日は前日から気合い入れて飲んでいたため部屋の鍵をなくし、玄関前で寝たために風邪を引いてしまいぶっ倒れていましたが今年もよろしくお願いします。

軽く2016年を振り返ってみようと思っていたのでまとめてみます。

1月~
BENQの安物20インチディスプレイを購入
数年ぶりにデュアルディスプレイ環境になりインターネットが捗るように

2月~
念願の艦これVita版が発売
フラゲ情報でまたもやクソゲーとなっていることが発覚し購入を悩むも9kオーバーで購入
立派な積みゲーとなる

3月~
同人AVサークルのせっくすふれんどさんの作品を大人買い
コスプレしてくれる彼女とかいたらいいなぁとか妄想に耽る

4月~
新田なんとかさんのAV出演が明るみになり速攻で購入
新しく後輩が出来、それまで滞っていた居酒屋の新規開拓を再開
正直2016年はあまりいい店に出会えなかった気がする

5月~
艦これ過去最大級のクソイベント
開催期間中の1/3をメンテナンスに振り回されるという引退を覚悟する対応を喰らう

6月~
誕生日を迎え、日付変更と同時にサプライズ訪問とサプライズプレゼントの富乃宝山を頂く!
艦これAndroid版リリース、Xperia Z3でもガックガクで艦これ運営を完全に見放す

7,8月~
夏休みを消失したため奴隷の記憶しかないので省略

9月~
初鳥貴族、100名を超す居酒屋店内を見渡したりと堪能
中野で広島からの友人と再会、死ぬほどお酒を飲めた

10月~
転職活動があまりにもうまくいかず鬱っぽくなる
やはりおいしいご飯を食べる事は日常の中の幸せだと再確認する@居酒屋

11月~
精神的にも持ち直し飲酒業も再開
白菜やキャベツが高騰し2015年はことあるごとに行っていた鍋パーティーを自粛するように

12月~
転職活動 -完-
希望していたIT奴隷へのジョブチェンジを完全に決める


昨年は大学からの友人や職場の先輩が沖縄に遊びに来てくれたりしたけどいつか忘れてしまいました。
来年からまた沖縄を離れるという事で今のうちに行っておきたい場所や会っておきたい人と話をするのが当面の目標です。
1秒後に死んでも悔いのないよう2017年もテキトーに生きていきたいと考えています。
また、当ブログも気が向けば更新していきたいと思っているので、暇つぶしていどにお付き合いいただければと思います。

2016年12月26日月曜日

月曜日のたわわ視聴完走の感想

ここ数年は習慣的な深夜アニメ視聴離れをしていたのもあって、毎週毎週パソコンの前で正座して見るというのもつらひといった状況であった。
しかし、そんなところに"月曜日のたわわ"がサプライズ登場、配信はニコニコちゃんねるのみ(初期はYouTube)といったものであった。

月曜日のたわわってなんぞやという方にわかりやすいイメージをひとつ



 私はパソコンでテレビ番組を録画してCMのカット、ウォーターマークの除去を行い、エンコード(圧縮再変換)の後に視聴するというスタイルを取ってきていたのだが、毎クール20本以上見ていた頃は苦でなかったこの過程も、一時離れるとエンコードまでで力尽きてしまうという状態になっていた。

 日に数本見ていた頃は5分~15分アニメは少し物足りなさを感じてハマる作品は少なかったものの、わかりやすいキャラ付けと作風さえマッチすれば好きになれるという事が"あいうら"でわかっていたところでこのおっぱいである。

 基本的にはアイちゃんと自称するおっぱいJKを主軸に据えたミニストーリーが展開されていく作品なのだが、スパロボの戦闘シーンかよというくらい毎回毎回揺らす。
地震がなくても揺れることがこの作品からも分かる。
しかし、揺らしてばかりでは枚数が増え全体のクオリティも落ちてしまうのか男性目線にありがちな胸部から下半身~顔面までの視線移動を多用した演出が多かった。


先日投稿した画像を連結し縦長画像を作成するの中で用いられていた知識が大いに役立てられる素晴らしいおっぱいアニメだったと思う。
 しかし、半ば以降からは上の画像のような立体感のバグを感じることが増えてしまったようにも思う。コミケでBD先行発売とのことだが、このままでは修正もされずリリースされることになってしまうので、購入予定者としては正直直して欲しい(。・_・)

個人的には揺れるのも好きだが、膨らみや柔らかさを感じる演出も好きなのでこういう暴力的おっぱいももう少しみたいなと思った。


アニメにおける基本的なストーリー進行は同人誌の月曜日のたわわをベースに、放送上マズいところはカットカットカット!で物足りないという声も主に2ちゃんねるで見かけたが、元々が直接的行為の描写もなく妄想による補完に頼った作品であったので、仮にその通りであったとしても18禁アニメと比べたらやっぱねーなんて事言われるだけだったと思うので、静止画と動画(アニメ)でうまいこと棲み分け出来たように思えた。

原作の同人誌などとの大きな違いは主人公"お兄さん"の語りが入っていること。そしてお兄さんがどう見ても童貞であるとわからされるということ。
深夜アニメだと高校が舞台と言った作品は多く、またティーンかよこんな工房見たことねーぞって突っ込みを入れたくもなるが、この作品においても20代半ばと見られるお兄さんとその性格のギャップに疑問を呈したくなることはあったが、マジレスしたら負けということでHAHAHAHAと笑いながら見させてもらいました。


主人公はお兄さんであるわけだが、一方のヒロインであるアイちゃんは"魔性"さも持った10代の女の子であると常々描写しようとしていたのは伝わったので、そこに落し所や納得感をつける何かが欲しいとも感じた。
しかし、それを描写することで怖い人からあーだこーだ言われる内容になるというジレンマも抱えた作品になることも目に見えていたので、kissxsisのように放送できるレベルでギリギリを攻めてもいいんじゃないかとも思えた。
または、ラッキースケベのみでひたすら揺らす作品に特化してみるだとか...

こういった5分アニメは主題歌を含めて視聴しても60分いかないので気軽に見られると思うので、機会や興味があればすぐに手を出せるというのもいいなと再確認できた。
今年は両手で数えられるレベルでしかアニメを見られなかったが、それなりに外すこともなくどの作品も楽しめたので、また気が向けば小学生並みの感想文をぶん投げていこうと思う。

最後に各所で賛否両論あったが個人的に好きだったアイちゃんのおっぱいで締めます。



こんなすけべ自撮りを毎週もらえたら生きる活力湧いちゃいますね!
おっぱいおっぱい